Q. 牛乳と低脂肪牛乳はどちらが体に良いですか?
一般的にはどちらを選んでもかまいませんが、摂取エネルギーを抑えたい方や、悪玉コレステロールが高い方は、低脂肪牛乳を選ぶのがおすすめです。
牛乳は、水分と乳固形分からなっています。さらに乳固形分は、乳脂肪分と無脂乳固形分にわけられます。乳脂肪分は脂質のこと、無脂乳固形分は牛乳から乳脂肪分と水分を除いた、たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどのことです。
牛乳とは、原材料が生乳100%で成分を調整していない、乳脂肪分が3.0%以上、無脂乳固形分が8.0%以上のものをいいます。
低脂肪牛乳とは、生乳からほとんどの乳脂肪分を除き、乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下、無脂乳固形分が8.0%以上のものをいいます。
つまり、牛乳と比べて脂質とエネルギーが少なく、その他のカルシウムなどの成分は同じです。